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いよいよ開幕が近づいてきた、韓国の江原道で開催される平昌冬季五輪。日本にいると、北朝鮮と韓国が女子ホッケーで合同チームを結成する、北朝鮮の楽団長が韓国を訪問したなどのニュースしか聞こえて来ない、実際のところ「韓国でオリンピックは本当に盛り上がっているの?」と、イマイチ疑問を抱いている人も多いかもしれません。

五輪開催前の12月、そして1月と立て続けにソウルに行って来て感じたのは、「なんとか盛り上げようとしている」のと、やはり「イマイチ盛り上がっていない」という両方の現状でした。

まず、ソウル中心部のソウル市庁、官公庁、そしてロッテなど韓国でおなじみ財閥系の施設では、平昌五輪関連のポスターやマスコットキャラクターをとにかくたくさん見かけました。ソウル市庁の前にはカウントダウンの時計も置かれていた一方、隣ではなにか工事をしていたので、開幕日に何とか間に合わすためのものでしょうか。

ただ、ソウル市庁近くで見た五輪チケット売り場は閑散として、しばらく観察していても誰1人買いに来る、訪れる人はいませんでした。

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一方、平昌五輪での玄関口となる仁川国際空港でも、マスコットキャラクターによるPR活動はさかんです。とにかくいたるところにポスターが貼ってあり、時には着ぐるみもターミナル内を歩いていました。

平昌五輪の特設ブースもあって、マスコットキャラクターの写真を撮ってSNSに投稿するとステッカーやマウスパッドなどのプレゼントも。これは韓国人をはじめ、観光客に人気でした。着ぐるみも歩いているとすぐ取り囲まれていました。

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韓国在住の人に聞くとやはり「盛り上がっていない」とのこと。ソウルの中心部と空港での必死なアピールと、それ以外のいつもとなんら変わらない日常、それこそが韓国の実情に思えました。


2018年02月02日12:00
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