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▲ 本番に向け練習する琴伝流大正琴全国普及会のメンバーら
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9日に開幕する平昌冬季五輪に合わせ開催地の韓国・江原道が開く文化交流イベント「平昌冬季五輪
フェスティバル」に、駒ケ根市に本部のある琴伝流大正琴全国普及会が出演する。阿部守一知事ら
県関係者とともに、指導者12人が参加。国際的な舞台で、日本で独自に発展してきた大正琴の音色を
響かせる。

江原道が、交流のある日本や中国、ロシア、モンゴル、ベトナム、カナダの6カ国から14地域の代表団や
文化団体を招待。日本からは江原道と友好交流協約を結ぶ長野県のほか、富山県、鳥取県が参加する。
同会は1998年の長野冬季五輪の際にも、選手村で演奏している。

今回韓国を訪れるのは、伊那市から下伊那郡阿智村に在住する指導者ら12人。9〜12日の日程で
訪問し、江原道江陵市の江陵五輪アートセンターで10日に各地方政府団、11日は一般を対象に演奏
する。日本や長野県らしさ、多くの人になじみのある曲をと、童謡「さくらさくら」や県歌「信濃の国」、
「マイウェイ」など7曲を選曲。ソプラノ、アルト、テナー、バスを組み合わせた重奏を披露する。

3日には同会本部で最終の合同練習を行い、本番用に新調した法被姿で調整を重ねた。田中佐與子さん
(69)=伊那市=は「冬季五輪の開催地で演奏できるのは光栄。大正琴の音色を聞いて、さまざまな国
の人に興味を持ってもらえれば。県の代表として頑張りたい」と話している。

ソース:長野日報
http://www.nagano-np.co.jp/articles/27812