https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180210/k10011324011000.html
朝鮮半島の文化紹介する交流会 横浜の朝鮮学校
2月10日 16時33分

ピョンチャンオリンピックで韓国と北朝鮮の合同チームに注目が集まる中、横浜市の朝鮮学校では、地域の人たちを招いて朝鮮半島の文化を紹介する交流会が開かれました。

この催しは、横浜市神奈川区にある朝鮮学校で、朝鮮半島の文化を地域の人たちに知ってもらおうと開かれたもので、授業などが公開されました。

このうち日本の中学校に当たる中級部のクラスでは、朝鮮語の詩を学ぶ授業が行われていて、生徒たちは先生と一緒に声を合わせて朗読していました。

また、体育館では、朝鮮語の簡単な会話や部活動の様子などを紹介するコーナーが設けられたほか、朝鮮半島に古くから伝わる伝統的な打楽器を演奏したり、訪れた人たちに使い方を教えたりして交流を深めていました。

横浜市で教員をしているという20代の男性は「朝鮮学校のことや文化を知りませんでしたが、きょう実際に見て、子どもたちの学ぶ意欲などを感じた。もっと知りたいと思いました」と話していました。