平昌五輪:キムチとK-POP好きなメドベージェワが「81.06点」
EXOのアルバムもらい「金メダル取ったよう」

 「ここはキム・ヨナの国でしょ。キム・ヨナは世界のフィギュア・ファンを幸せにしてくれました。私も平昌でそういうステキなイメージを残したい」

 イヤホンを耳に挿して入国ゲートを出てきたエフゲニア・メドベージェワ(18)=ロシア=は普通の女の子に見えた。キム・ヨナをロールモデルとし、キムチとK-POPが好きな彼女は、今回も韓流アイドルグループEXOの最近の曲を聞きながら仁川空港に到着した。新潟で合宿を終えたメドベージェワに空港で独占インタビューした。キム・ヨナ以降、世界最高のフィギュアスケート選手と言われる彼女は、韓国に着くなりホットドッグとホットチョコを買い、食べながら「ワクワクする」と叫んでいた。そして、「けがから100%回復しました。韓国こそ私の夢をかなえるのにピッタリの場所」と言った。

 EXOのファンである彼女に、EXOメンバーの応援メッセージと直筆サイン入りのCDを渡すと、世界で一番幸せな顔になった。彼女は「ウラ(万歳)! これは夢なの? 金メダルを取ったような気持ちです」と言った。ドーピング問題の余波でOAR(ロシア出身オリンピック選手)資格で出場したことについては、「(祖国)ロシアは苦しい状況ですが、私たちには目標があります。それはロシアを輝かせることです」と語った。

 9日に仁川空港に到着したメドベージェワは、11日に江陵で行われた五輪フィギュア団体戦シングルのショートプログラムで81.06点をマークし、自身の世界記録80.85点を0.21点上回った。

 一方、ショートトラックの林孝俊(イム・ヒョジュン)は10日、男子1500メートル決勝で2分10秒485の五輪新記録を立て、韓国に今五輪大会初の金メダルをもたらした。ショートトラック男子のメダルは2010年バンクーバー五輪以来8年ぶりだ。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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