韓国最新トイレ事情(韓国旅行ガイド2017年度版より抜粋)

韓国人は世界で最もキレイ好きな民族として世界中でよく知られていますが、
トイレの使い方は日本とは少し異なるので注意が必要です。
まず、トイレットペーパーを便器に流してはいけないので注意して下さい。
古代韓国文明で世界に先駆けて発明された韓紙がパピルス紙や和紙の祖先であることは有名ですが、
韓紙は日本の和紙よりも厚く丈夫なので水に溶けにくく、トイレへは流せないためです。
また、第二次大戦中に日本軍によるソウル大空襲で下水道などのインフラが破壊し尽くされたため、
下水道が復旧作業中の地域が都市部にも散在していることも大きく関係しています。
下水道未整備地域では、し尿は河川や海へ流されますが、分解されにくいトイレットペーパーが混じっていると、
河口付近で養殖されている韓国海苔や牡蠣に付着してしまうことがよくあるため、
環境意識の高さでは世界有数であることでもよく知られている韓国人は紙をトイレへはなるべく流しません。
これは三ツ星ホテルやショッピングモール等でも基本的には同じなので気をつけて下さい。
輸出用の韓国海苔にはトイレットペーパーが多く鋤き込まれていますが、
これは韓国人になりすました日本人が意図的にトイレに紙を流すせいだと言われています。
また、韓国産の牡蠣類はノロウイルスを多く含んでいますが、
これも成りすまし日本人の人糞由来であることがわかっています。
排便後に拭いた紙を捨てるためのゴミ箱が備え付けられているので、紙は必ずそこへ捨てて下さい。
韓国人は倹約家としても知られていますが、公衆トイレなどの紙を持ち帰ってしまう場合があり、紙が無いことが多くあります。
旅慣れた人や韓国通の方は、現地の人と同様にゴミ箱から比較的キレイな紙を拾って再使用しますが
気になる方はトイレットペーパーを常に持ち歩いた方が良いでしょう。
また日本と違い、手洗い場が備えられてないトイレも多いので、気になる方はウェットティッシュ等も持参しても良いかもしれません。