http://japanese.yonhapnews.co.kr/society/2018/02/19/0800000000AJP20180219004300882.HTML

 同研究所の報告書によると、昨年、2〜5歳の子どもを持つソウル在住の親、316人を対象に調査した結果、回答者の58.7%が子どもに希望する職業として「専門職」を挙げた。このほか「芸術家・アスリート・芸能人」(10.9%)、「教職」(9.9%)、「事務職・技術職」(8.0%)と続いた。

 日本、台湾、米国、フィンランドで同様の調査を行った結果、全ての地域で「専門職」が1位だった。2位は国により異なり、日本と台湾は「事務職・技術職」、米国とフィンランドは「経営管理職」だった。

 子どもに対する精神的な支援をいつまでするべきかについて、韓国の親の48.4%が「一生」と答え、「結婚するまで」(18.4%)、「大学卒業まで」(12.0%)と続いた。

 精神的な支援を一生するべきと答えたのは、フィンランドが95.8%、米国が90.9%、台湾が90.7%、日本が63.8%と韓国よりも多かった。 

 子どもに対する経済的支援をいつまでするべきかについて、韓国の親は「大学卒業まで」(47.5%)が最も多く、「就職するまで」(19.3%)、「大学入学まで」(12.3%)、「結婚するまで」(11.7%)などが続いた。

 日本(54.8%)、台湾(44.9%)、米国(34.6%)でも「大学卒業まで」が最も多く、フィンランドは「就職するまで」が53.8%で最も多かった。

 報告書は、すべての地域で子どもに対する期待は似通っているが、韓国は子どもに対する支援を「一生する」と考えない傾向があったと説明した。

 一方、子どもたちの多くは親の希望と異なり、芸能関係を将来就きたい職業に選んだ。

 学生服メーカー「スマート学生服」が小・中・高の児童・生徒4994人を対象に行ったアンケート調査によると、24.5%が将来「エンターテインメント分野」に就職したいと回答し、公務員(13.4%)、芸術業界(12.0%)、医療業界(9.6%)と続いた。