http://www.sanspo.com/pyeongchang2018/news/20180223/pye18022305020005-n1.html

 平昌五輪第14日(22日、江陵カーリングセンター)カーリング女子で日本勢初の準決勝進出を果たした予選4位の日本(世界ランキング6位)は、23日に予選1位の韓国(同8位)と決勝進出を懸けて戦う。

 韓国は世界ランキング8位ながら1次リーグは同6位の日本戦の1敗だけ。1〜5位を全て破って首位通過し、初めて4強入りした。これまで競技になじみが薄かった韓国で「カーリング・シンドローム」(中央日報)と称される社会現象を巻き起こしている。

 控えを含めた5選手と監督の全員が「金」姓で「チーム・キム」と呼ばれる。中でも注目を集めるのが27歳のスキップ、金ウンジョンだ。冷静な表情と眼鏡姿に魅了されたファンが急増し「眼鏡先輩」の愛称が定着。リードの金ヨンミの名前を叫んで指示することが多く「ヨンミ!」は「流行語」(聯合ニュース)だ。

 日本は全員が北海道・北見市出身だが、韓国のレギュラー4人もカーリングの競技場がある南東部・義城出身で、チームワークでは引けを取らない。