http://www.recordchina.co.jp/b572812-s0-c50.html

2018年2月22日、中国が得意とするスピードスケート・ショートトラックで失格が相次いだ平昌五輪について、同国の李[王炎](リー・イエン)監督は「平昌での収穫は忍耐を学んだこと」との考えを示した。中国青年報が伝えた。

今大会、中国が同競技で金メダルを手にしたのは競技最終日の22日、男子500メートルで39秒584を出した武大靖(ウー・ダージン)が初めてだった。記事によると、この日のレース後、李監督は「不遇、困難」という言葉で大会を振り返り、これまで薬を服用しても夜中に何度も目が覚めるほどのプレッシャーに直面していたことを明かした。また、女子3000メートルリレーで中国とカナダを失格とし、韓国にはペナルティーなしとしたジャッジについては「やはり理解しがたい」と不満を吐露した。

記事は「中国チームは平昌で何度も不遇を味わった」とし、李監督が「チームにとって最大の収穫は忍耐」と語ったことを伝えた。同監督は2022年に北京で開催される冬季五輪について「中国は大国としての態度と尊厳を持たなければならない」とコメントしたという。(翻訳・編集/野谷)