決勝に進出した日本の高木菜那(日本電産サンキョー)が金メダルを獲得した。

銀を獲得したのは、韓国のキム・ボルム選手。
キム選手は、19日に出場して敗退した「スピードスケート・女子団体追い抜き」(チームパシュート)のレース後のコメントを巡り、
韓国で大バッシングを浴び、20日に涙を流して謝罪会見を行っていた。

 この日はゴール後、国旗をリンクに置いて、スタンドに向かって土下座するようにひれ伏して、歓声に謝罪と感謝を示した。

 この模様はフジテレビの中継でも放送され、経緯の説明も行われた。ツイッターでは「キムボルム」がトレンド入りし、
日本の視聴者からは、笑顔のないキム選手について「銀とっても笑えないのか」「顔が暗すぎる」「切ない」「かわいそうになってきた」
「許してやってほしい」との感想が相次いだ。

 19日の「追い抜き」では韓国女子チームのうちキム選手ら2人が終盤にスパートをかけた結果、残りの1選手が大きく遅れた。
チームワークが重視される競技だが、韓国では試合後のキム選手のコメントが、遅れた選手の実力に言及したように聞こえると批判が起こり大炎上。
「国辱」とまで言われる騒ぎになっていると報じられていた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180224-00000141-dal-spo

 「(責任転嫁した)盧善英(ノソンヨン)に対する、申し訳ないという感情しかない。深く謝りたい気持ちを示した」。金はうつろな目で答えた。
場内を回っている間、韓国の観客は、歓声と拍手を送っているように見えた。「国民が、まだ私のことを応援してくれていると思い、
頑張ろうと思ってメダルに挑んだが、今は申し訳ないという気持ちしかない」。消え入るような声だった。

https://www.asahi.com/articles/ASL2S7JVCL2SUTQP07C.html