■ 夕刊フジ、「韓国オリンピック失敗で経済危機、日本にTPP命乞い」
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去る25日に閉幕した平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックに対し、海外メディアの評価が分かれている。
平昌冬季オリンピックは準備過程で国政壟断事態、政権交替などで難航した。そのため韓国メディアだけで
はなく、海外メディアも次々と平昌冬季オリンピックの不安要素に懸念を示していた。

しかしオリンピックが閉幕した今、「考えが変わった」という海外メディアが増えている。

イギリスの代表的な公営放送局であるBBCは開幕式について、「南北が同時に入場した。世界平和的な
側面で欠点のないオリンピック」と称賛した。カナダのスポーツコラムニストであるブルース・アサーは、
「平昌冬季オリンピックの問題は、問題が全く無い事だ」と語った。

これらが『称賛要素』として数えたのは、▲南北合同の入場で単一チームを構成する事で、全世界に平和と
調和のメッセージを送った▲奇麗で現代的な施設▲選手の趣向と栄養バランスを考慮した食事
▲ボランティアの献身▲徹底した安全とセキュリティーなど・・・である。 またマスコットであるスホランと
パンダビも注目を集め、韓国選手団だけではなく外国の選手団も先を競って関連『クッジュ(グッズ)』を
購入した。

このように概ね成功的な評価を受けている平昌オリンピックについて、日本メディアの反応は異なっている。

大部分が冬季オリンピックの成果よりも、南北関係に焦点を合わせて報道した。依然として南北統一チーム
について芳しくない視線を送り、「オリンピック終わった後も韓国は相変わらず混乱」、「平昌オリンピック
大失敗」などの記事を垂れ流している。

特に有名日刊紙である産経新聞が発行する『夕刊フジ』は27日(現地時間)、「韓国平昌オリンピック失敗で
経済危機、日本にTPP命乞い」という見出しの記事を書いた。この記事はインターネットコミュニティを通じて
韓国内にも紹介され、議論になっている。

この記事は、「平昌冬季オリンピックが終わった後、韓国は安保問題やアメリカとの貿易摩擦、深刻な
経済状況を迎えた」とし、「韓国政府がこれを打開するため、日本にTPP(環太平洋経済パートナー協定)
参加を打診するだろう」と予測した。また、トランプ米大統領が否認したにもかかわらず、相変わらず
日本メディアが強調してきた『コリアパッシング』に言及して、「韓国には平昌レベルの寒風が吹いている」
と述べた。

多くのネチズンは、「日本の反応を見たら今回のオリンピックは本当に成功したようだ」、「何かにつけて
平昌冬季オリンピックを叩こうとする試みだ」などの反応を見せた。

一部は日本の『嫌韓ムード』と連携して憂慮を示した。

あるネチズンは、「産経新聞が日本の代表的な右翼系メディアであることを勘案しても、このような記事が
1面に載せられるのは大きな問題だ」と言いながら、「日本国内の政治的な問題のせいで、両国の関係が
悪くなる事があってはならない」と指摘した。

ソース:グリーンポストコリア(韓国語)
http://www.greenpostkorea.co.kr/news/articleView.html?idxno=85187