【韓国最大のタブー】テロを起こした安重根は、なぜ自分の遺墨を日本人に渡したのか?

日韓併合反対の伊藤博文暗殺!

■天皇崇拝者だったという隠された真実

韓国でも伊藤の暗殺だけでなく、彼の唱えた「東洋平和論」やその思想を証明する教育啓蒙活動は活発であるが、非常に一面的である。

裁判での陳述や東洋平和論を読む限り、安自身は反日を主張しておらず、(白人支配への)日朝中の共闘を呼びかけているに過ぎない。

これは看守など獄中での日本人との親しい交流でも明かで、安重根の日本観は、不幸な形で誤解されている。


君主主義者である安は、日韓の皇室に敬意を払い、政道を正すために奸臣を取り除こうとしたのであり、自らを忠義の臣であるとした。

「王や皇帝に誤りはなく、悪い臣下がいるから政道を誤るという」考え方は日本の右翼人士と共通する志向であったので、彼らの共感を得たのである。

しかし韓国では親日はタブーであり、安重根は一面的に反日の英雄としか見なされていない。