>>395

在日コリアンの生活保護は、高齢者が多いという現実を知りましょうか?

 外国人が世帯主で保護を受けているのは実際、
どういう世帯なのでしょうか?
統計からも、ある程度のことはわかります

15年の被保護者調査のデータをもとに、世帯主の国籍別に世帯類型、世帯人数、世帯全員の年齢層について、それぞれ構成割合を示したものです
韓国・朝鮮人が世帯主の世帯に注目しましょう
高齢者世帯(65歳以上だけの世帯)の割合が59.7%と高く、
世帯全員の年齢構成を見ても65歳以上が56.5%を占めます
しかも単身世帯が80.5%と大部分です

 要するに、在日コリアンの生活保護で圧倒的に多いのは、高齢の単身者です
日本人以上に高齢が生活保護の大きな要因になっています
より詳細に在日韓国・朝鮮人全体の年齢分布と、保護世帯の年齢分布を比較すると、若年層、中年層の保護割合はさほど高くないけれど、
高齢者は保護割合がたいへん高いことがうかがえます

それに比べ、フィリピン人が世帯主の保護世帯は、
母子世帯が6割を超え、
世帯人数が多く、19歳以下の子どもが半数以上を占めています
日本人の夫と死別・離別したケースが多いと思われます
ベトナム人、ブラジル人の場合は、ひとり親に限らないけれど、
子どものいる世帯が比較的多いことがわかりますね?
中国人(台湾を含む)が世帯主の場合は中高年が相対的に多めで、傷病世帯が目立ちます
ここから
朝鮮半島・台湾出身者の歴史的経緯を読み解きますよ?

 朝鮮半島、台湾は、かつて日本が植民地支配していました
その地域の住民は大日本帝国の臣民でした
とりわけ朝鮮半島からは軍事徴用、企業での労働、事業、進学などで日本へ渡った人たちが約230万人にのぼりました

 1945年に戦争が終わると、約4分の3が朝鮮半島へ戻りましたが、60万人以上が残りました
日本で生活基盤を築いた人たちや、帰国しても生活拠点の乏しい人たちです
50〜53年には朝鮮戦争が起きます
その戦争中の52年4月、サンフランシスコ平和条約の発効で日本が主権を回復したのに合わせ、日本政府は、
旧植民地出身者やその戸籍に入っていた日本人配偶者の日本国籍を喪失させました
選択の余地なく、日本人から外国人にされたのです