『ヘイトスピーチ』はアメリカ発祥の「スピーチコード(差別用語禁止など)」の一つであり、
アメリカ連邦裁判で違憲となった。アメリカが禁止しているのは
「喧嘩言葉(fighting words)」であり、「罵倒言葉」は含まれない。
欧州で禁止されているのは「暴動に直結する表現」。ヘイト発言に限らず、
ホロコースト否定発言なども含まれる。つまり、嫌悪だからではなく、
暴動(暴力)が発生するから規制しているもの。
欧州からも要請されているヘイトスピーチ規制は、「殺せ発言の放置(暴動抑止)」であって
「在日コリアン(特定民族)への批判」ではない。罵倒表現に虐殺・暴動の誘引性がなければ
『ヘイトスピーチ』は規制する必要がない。