あったこれだ
数日前だった

アメリカ映画のロケを日本に誘致するための提言をアメリカ・ハリウッドで活躍する日本人俳優らがまとめ、
補助金や税制優遇など、行政による支援の必要性を訴えました。

アメリカ映画界では、日本を舞台にした映画でありながら別の国で撮影されることが多く、JETRO=日本貿易
振興機構などが現地で活躍する日本人俳優や関係者に呼びかけて、映画のロケを日本に誘致するための対策を
検討してきました。

このたび提言がまとまり、8日、ロサンゼルスで記念の式典が行われて、ハリウッドで活躍する俳優のマシ・オカさん
からロサンゼルス日本総領事館の千葉明総領事に提言書が手渡されました。

提言書では、補助金や税制優遇など行政による支援の必要性を指摘していて、式典でマシ・オカさんは
「多くのハリウッド関係者が日本で撮影をしたいと思っているが、支援制度がないため多くの機会を逃している。
日本は十分に誘致することが可能であり、世界に本当の日本の姿を見てもらうことにもつながる」と訴えました。

JETROによりますと、ヨーロッパや韓国ではロケを誘致するために、条件を満たせば映画の制作費の20%前後を
支援する制度が整っている一方で、日本では一部の自治体を除いて資金面での援助は行われていないということです。

提言書は、外務省を通じて各関係省庁で共有されるということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180309/k10011358241000.html