http://www.recordchina.co.jp/b584877-s0-c30.html

2018年3月22日、華商網によると、中国陝西省西安市の民家で21日、当局の立ち入り検査が行われた。事の発端は「卵の包装作業場で不正が行われているかもしれない」という市民からの情報提供だ。

この情報が寄せられた華商報の記者が現地を訪れたところ、問題の民家には看板はなく、室内に大量の卵と各種パッケージが置かれていた。事情を知る人の話では、約1年間、外から運ばれてきた卵の包装作業がここで行われているが、正規のルートを経たものなのかどうか分からないという。さらに、パッケージの「生産日」に「2018年3月22日」と記されているものもあり、周囲の人々から「今日はまだ21日なのに22日と印刷してるじゃないか。明らかにだまそうとしてるだろう」と指摘された。作業員の女性はこれに対し、「日付を間違えた。印刷し直せばいい」と答えたという。

記事によると、現場には自然の中で育った鶏が生んだ卵であることを示すパッケージもあった。記者の連絡を受けて立ち入り検査を行った食品監督当局の責任者はパソコンや注文書を差し押さえた。パッケージの表示に偽りがないか、正規のルートで運ばれて来たものなのかについてはさらに調査が必要だという。(翻訳・編集/野谷)