2018年4月1日 6時15分
S-KOREA

金正恩委員長の訪中が報じられ韓国でも中国への関心が高まっているなか、中国人の韓国に対する好感度が非常に低いことが明らかになった。

「韓国人を信頼できるか」という質問に対しては、「信頼できない」と答えた中国人が77.4%にも上ったという。

これは韓国外交部が統一研究院に発注し、昨年末に作成された「中国人の韓国に対する認識調査」報告書に盛り込まれた内容だ。中国の一般人1000人を対象に2017年9月19日〜10月19日に個別面談調査したもので、対中外交の基礎資料とするべく作成を依頼したという。

中国人の好感度、韓国は8カ国中5位

中国の周辺8カ国の好感度を調べた同調査によると、中国人の好感度が最も高かったのは10点満点中5.84点のアメリカだ。
続いて日本(4.49点)、ロシア(3.77点)、インド(3.44点)となっており、韓国は3.40点で8カ国中5位となっている。以下のベトナム(3.37点)、フィリピン(3.31点)、北朝鮮(3.22点)と、大差のない数字となった。

若干、対象は異なるが韓国人の「最も好きな5カ国の首脳」調査でもアメリカのトランプ大統領が1位となっていたが、中国人や韓国人のアメリカへの評価は高いようだ。

関連報道に触れた韓国人は、「中国に対する私たちの好感度はもっと低い」「韓国で同じ調査をしたら中国の好感度はゼロだ」「嫌われてもまったく問題ない」といった反応を示していた。

実際に近年、韓国人の中国に対する好感度は低くなっており、中国は「韓国人が嫌いな国」2位に浮上したとの調査もあるのだ。

http://news.livedoor.com/article/detail/14514935/