北朝鮮国営の朝鮮中央通信は3日、日本政府が海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦
「いずも」の空母化を検討していることなどについて、「侵略性の強化」を意味するものだとする論評を配信。

こうした動きが続けば「旧日本軍の運命を免れない」と警告した。

論評は、「いずも」の空母化やミサイル防衛システム「イージス・アショア」導入の動きに言及。
「長期間、執ように推進された軍事大国化策動によって『自衛隊』はすでに、
本土防御水準を凌いで完全な攻撃武力としての明確な質的、量的変化をもたらした」と指摘した。

また、安倍政権による改憲の取り組みにも言及し、「諸般の事実は、海外膨張野望の実現へと刻一刻疾走する
『自衛隊』近代化策動の危険性、重大さをはっきりと刻印させており、これは国際社会の深刻な懸念をそそっている示している」と非難。

そのうえで論評は、「現時代は決して、日本が意のままに日清、日露戦争を起こして地域大国を武力で制圧し、
アジア諸国をやたらに侵略していた過去の時代ではない」と主張しながら、「『自衛隊』近代化の趣旨が変わらない限り、
旧日本軍の運命を免れないであろう」と述べている。
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