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 日本式カレー専門店「coco壱番屋」が先月、ソウル市内の鍾路タワーに韓国30号店をオープンした。韓国の食品大手、農心との合弁でソウル・江南に1号店をオープンしてから10年になる。「カレーならココが一番だ」という意味で名付けられた「coco壱番屋」は1978年、愛知県に第1号店を構え、現在は世界各国に計1400店以上を有する。野菜とスパイスを牛肉ベースのスープで煮込み、さらに4日間低温で熟成させているため、家庭で作るカレーより味わい深いといわれている。

 農心の関係者は「日本式カレーの味と韓国式のカジュアルレストランの運営方式が合わさって、20−30代が多く来店している」と説明した。ご飯は300グラムを基準に100グラム単位で増減でき、減らした場合は値段も下がる。辛さが10段階に分かれている上、ターメリック、ローズマリー、ガーリックなど20種類以上のトッピングを選んで「自分だけのカレー」を味わうことができる。

 coco壱番屋では年に4回、季節限定メニューと特別メニューが登場する。5月末までは春限定メニューとして「アスパラベーコン巻きカレー」と「菜の花とアサリとエビのカレー」(各9800ウォン=約980円)を提供している。また「肉三昧カレー」はミニとんかつと鶏胸肉のステーキ、牛薄切り肉の3種類の肉が一度に味わえる。

チェ・ソンジン記者