http://www.recordchina.co.jp/b591432-s0-c30.html

2018年4月11日、中国メディアの環球網は、「中国人観光客が北海道で目の飛び出るような値でナマコを爆買いしている」と日本メディアが報じたことを紹介した。

記事によると、10日付の読売新聞は、北海道内で急増する中国人観光客をターゲットに、道南のひやま漁協が、特産ナマコのブランド化に挑んでいることを紹介した。

それによると、独自に開発した技術で乾燥加工したナマコを「檜山海参(ハイシェン)」と名付けて商品化し、昨年12月末から新千歳空港で試験販売を始めたところ、乾燥ナマコ約200グラムに1箱9万円台、フリーズドライのナマコ約80グラムには4万8000円と、道内の他産地と比べてもほぼ2倍の目の飛び出るような値が付いているにもかかわらず、3カ月余りで乾燥ナマコ21箱、フリーズドライ6箱が、いずれも中国人に売れたという。

ナマコには老化防止や滋養強壮の効能があるといわれ、中国では高級な健康食材として需要が高く、中国人客は「こんな良質なナマコは初めて見た」と興味深そうに声を上げていたという。

この話題を伝えた中国の記事のコメント欄には、「あきれてものも言えない」「中国でも良質なナマコが手に入るだろうに」など、爆買い行為に批判的な声が多かった。(翻訳・編集/柳川)