日本の外務省のホームページにアクセスしていただいて、そこに今回の日韓合意について、
英文ではどう言っているかということを、ワンクリックで簡単に見ることができます。
それをぜひ見ていただきたいんですけれども、その冒頭には、

The issue of comfort women, with an involvement of the Japanese military authorities

と書いてあります。

※ 外務省HP(英語) http://www.mofa.go.jp/a_o/na/kr/page4e_000365.html

もう、これで“アウト”です。
なぜかというと、“an involvement of the Japanese military authorities”というのは、
岸田外務大臣は「日本軍の関与の下、こういうことがありました。すみません」ということを
言われましたよね。この“an involvement ”というのは、involve(含める)の名詞形で、
言い方はやわらげているけれども、今まで韓国などが言ってきたことを全部まとめて、
日本軍がやりましたと言っているという意味にしかなりません。
http://japan-plus.net/1045/


なおかつ、今言いました“comfort women”という英語ですが、こういう英語がもともと
アメリカやイギリスにあったと思いますか? まったくありません。これは奇妙な英語なんで
すけれども、「慰安婦」をそのまま外務省の官僚が訳したものです。要するに、もともと
売春行為は戦争中も戦争でない時にもたくさんあったわけで、現在も世界中であります。
特に戦時中は高価な支払いがあったわけです。

それを普通に言えばいいのに、それを“comfort women”という奇妙な英語にしたために、
「特別なものがあったのだ」という誤解がもともとあったんですけれども、今回の日韓合意の
英訳によって、もう一度言います。外務省が公式に訳した英語によって、日本軍が性奴隷に
していたのだということを、全部認めたということに、もうすでになっています。
http://japan-plus.net/1045/