韓国警察、「水かけ姫」大韓航空前専務の逮捕状を請求

5/4(金) 13:59配信
中央日報日本語版

「水かけパワハラ」問題で物議をかもしている趙顕ミン前大韓航空専務が1日、被疑者としてソウル江西警察署に出頭した。

警察が「水かけパワハラ」で物議をかもした趙顕ミン(チョ・ヒョンミン)前大韓航空専務(35)に対する逮捕状(事前拘束令状)を請求した。ソウル江西警察署は暴行と業務妨害の容疑で趙前専務に対する逮捕状を請求したと4日、明らかにした。

警察は「容疑者は犯行について弁解するなど否認しているが、被害者と参考人の供述、録音ファイルなど捜査事項を総合的に検討した結果、犯罪容疑が認められる」とし「デジタルフォレンジックの結果、大韓航空側が収拾案を話し合って被害者側と接触し、口合わせを図った状況が確認されるなど証拠隠滅のおそれがある」と逮捕状請求の理由を明らかにした。また「優越的な地位によるパワハラ行為について徹底的に捜査し、厳正措置を取る予定」と伝えた。

趙前専務は3月16日、大韓航空本社で、自分の質問にまともに答えられなかった広告会社A社のチーム長に怒鳴りながらガラスコップを投げ、紙コップに入った飲料水を出席者にかけた容疑を受けている。また趙前専務は暴言と暴行で広告会社の会議を中断させ、業務を妨害した容疑も受けている。

警察は今月1日、趙前専務を容疑者として呼んで15時間ほど取り調べている。

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