Record china
配信日時:2018年5月5日(土) 22時10分

2018年5月5日、参考消息は、韓国メディアの報道を引用し、韓国製品の輸出は、技術力も品質も向上している中国製品と、円安で低価格になっている日本製品に挟み撃ちにされ、競争力が低下していると伝えた。

記事は、韓国メディア亜洲経済の3日の報道を引用。それによると、近年韓国の自動車、スマートフォン、家電、ディスプレイ、船舶などの半導体以外の製品の輸出は、いずれも困難に直面しているという。

「2010年に米国でトヨタのリコール問題が発生した際には、日本車は米国市場で販売不振になったが、ヒュンダイは大幅な販売台数増となった」と記事は紹介。しかし、「最近の円安ウォン高の影響で、韓国車は価格競争力を失ってきている」のだという。そして「今年の第1四半期には、ヒュンダイ・起亜の米国市場での販売台数は前年同期比で7%減少し、トヨタは逆に7.4%増となった」と紹介した。

報道によると、中国製の強烈な攻勢の中で、4月の韓国の家電やスマートフォンなどの輸出はそれぞれ減少しているという。「中国メーカーの販売する冷蔵庫や洗濯機、空気清浄機などは、安くて質が高く、ますます多くの消費者から支持されるようになっている」と記事は伝えた。

また、輸出減少の問題以外にも、ウォン高による為替変動の損失も無視できない問題になっていると記事は指摘。「ウォン高はこの先もしばらく続きそうだ」としている。(翻訳・編集/山中)

http://www.recordchina.co.jp/b597917-s0-c20.html