>>284
『ニューズウィーク日本版』 2018.5.15号(5/ 8発売)
https://www.newsweekjapan.jp/magazine/212722.php
米朝関係 トランプ外交のお寒い「勝利」
朝鮮半島 在韓米軍の撤退はジレンマだらけ

2018年05月10日
グレン・カール CIAが視る世界
対北朝鮮トランプ外交の見せ掛けの「勝利」
https://www.newsweekjapan.jp/glenn/2018/05/post-9.php
南北首脳会談と米朝首脳会談が行われても、本質的な問題は変わらない。北朝鮮が既に核保有国になっていることはほぼ確実で、
おそらく今後も核保有国であり続ける。米韓がどのような行動を取っても、真の意味で北朝鮮を「非核化」させることはできない。
北朝鮮は、韓国や中国、アメリカ、日本などと同じように国際社会の一員になる。核兵器とミサイルの実験を一時停止し、
何らかの査察を受け入れることと引き換えに、韓国から援助を受け、アメリカや国際社会による制裁の緩和も取り付ける可能性も高い。
韓国やその他のアジア地域における米軍のプレゼンスも、少しは縮小しそうだ。
では、誰が「勝者」なのか。北朝鮮の立場が強まることはほぼ間違いない。韓国も、緊張が和らぐという恩恵を手にする。
中国は、蚊帳の外に置かれまいと慌てて動いただけで実質的には何もできず、北朝鮮にとっての中国の重要性を念押ししただけだった。
それでも、一見すると影響力が弱まりそうに思えるかもしれないが(実際は必ずしもそうではない)、戦略的地位は次第に強まるだろう。
一方、日本は、アメリカが国益のためには手段を選ばないことを――少なくともそのような姿勢を見せるために何でもすることを――
思い知らされる。日本の防衛に対するアメリカの関心も少し弱まるだろう。

>>297
2018年5月23日
金桂冠は正しい、トランプは金正恩の術中にはまった
フレッド・カプラン(スレート誌コラムニスト)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/05/post-10227.php

2018年5月22日
韓国にもイスラエルにも──トランプは交渉の達人ではなく「操られる達人」
ダニエル・レビ(米政策研究所アメリカ・中東プロジェクト会長)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/05/post-10208.php