産経WEST2018.5.17 21:11更新
http://www.sankei.com/west/news/180517/wst1805170107-n1.html

福岡市の博多港と韓国・釜山港を結ぶ高速船の一部が7月23日から長崎県の対馬を経由して運航されるのを前に、対馬市と船を運航するJR九州高速船などが17日、福岡市で包括協定を結んだ。対馬市の比田勝尚喜市長は記者会見で「観光産業のさらなる発展と、地元の地域活性化に期待したい」と語った。

 対馬北部の比田勝港と博多港の高速船就航は、対馬市の住民の要望を受けて実現。全国で初めて海外と国内路線の乗客が同じ船に相乗りする仕組みを導入する。博多まで約6時間かかるフェリーを利用するなどしていたが、高速船で2時間10分に短縮される。

 JR九州高速船の国際航路「ビートル」が比田勝港に立ち寄る。全191席のうち国内線の26席分は、対馬−博多間のフェリーを運航する九州郵船が運営主体となる。

 国際線と国内線の座席間は固定式のカーテンで仕切られ、不法入国や違法な物品の受け渡しなどを防止する。

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