朝鮮半島の情勢にまだ不安が残るとして、山口県下関市は、韓国・釜山広域市への小学生の派遣を2年連続して見送ることにしました。

下関市は国際感覚を養ってもらおうと、毎年、市内の小学生を姉妹都市の韓国・釜山広域市に派遣していましたが去年、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、初めて派遣が中止されました。

今年は、先月27日の「南北首脳会談」など朝鮮半島情勢に融和の兆しも見られましたが、保護者から不安の声がまだ多く、2年連続で見送りとなりました。下関市では、中国・青島市へ派遣する小学生の人数を5人増やして研修の機会を確保したいとしています。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180522-00000006-tys-l35