29日午後4時17分ごろ、大田市儒城区外三洞のハンファ大田事業所で爆発とみられる火災が起き、33歳男性をはじめ従業員2人が死亡したほか、3人が全身に重度のやけどを負い、病院で治療を受けている。さらに2人が軽いやけどをした。

事故は工場内でロケット推進容器にアンモニウムパークロレートを成分とする固体燃料を注入中に起きた。爆発の影響でサンドイッチパネル製の建屋のドアと壁の一部が破損した。

火は消防車など29台が出動し、約10分後に消し止められた。ハンファ関係者は「常温で燃料を注入していたが、その過程で何が起きたのかは分からない」と説明した。

ハンファ大田事業所は軍需企業で、セキュリティーレベルが最高クラスの施設に属する。


2018/05/30 08:34
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