人種差別をあおる差別的な言動を繰り返してきた団体が、来月、川崎市内の公共施設を利用することを受け、在日本大韓民国民団が川崎市に対し、施設の利用を許可しないよう申し入れました。

30日に川崎市役所を訪れたのは、韓国民団中央本部人権擁護委員会のリ・クンチョル委員長と、川崎支部のパク・ヨンジュン団長ら6人です。 川崎市の教育文化会館では来月3日、人種差別をあおる差別的な言動を繰り返してきた団体が勉強会という目的で施設を利用する予定で、現在、市も利用を容認する姿勢です。

これを受け韓国民団は市へ申入書を提出し、この団体の過去の発言を踏まえた上で第3者機関の判断を仰ぎ、施設の利用を取り消すよう求めました。 市の担当者は当日まで当該団体の発言など情報を見極め状況の変化があった場合、市長含め全庁的に対応するとしています。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180531-00010001-tvkv-l14