「日本鬼子」という漢字を見ても日中で全然相互理解していないことが分かる。
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「鬼神のごとき強さ」ってのは褒め言葉だしな
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でも「鬼畜の所業」はちゃんと悪い意味だぜ。
日本鬼子と支那畜生で鬼畜コンビ結成出来る。


ていうか、日本でも「鬼子」って言えば
「兄は鬼子です!」っていうガンダムの名セリフにもあるように
決して良い意味では使われてなかったはずなんだがなぁ。
「異端者」として村八分を通り越して
ブチ殺されても文句言えないような立場の人間を指す言葉だった、とか、
口減らしのために生まれた子供を殺す場合の言い訳として
「鬼子だった」という事にされたり、とか、
踏み込んで調べると結構歴史の薄暗い部分に関わってくる。

ていうか、ヒノモトオニコが作られた時に
なんかみんなわざと「鬼」っていう言葉の「悪い面」から目を逸らしてるみたいで
ちょっと気持ち悪かったな。
基本的に鬼って「恐ろしいもの・人の意のままにはならないもの」の事じゃなのいか?
だからこそ自然信仰の定着した日本では神としての面も持っている訳で。
「鬼」を「いいもの」としか解釈していないヒノモトオニコのシンパというのは
ある意味日本の文化や風土、先人の知恵を軽視んじているようにすら感じる。
先の大地震の時「津波を見ようと港に立っている人」の姿がTVで映されたんだけど、
そういう気持ち悪さがある。