史上初の米朝首脳会談をめぐり、河野外務大臣は、
北朝鮮が非核化や弾道ミサイルの廃棄への真剣な意思を示すとともに、
非核化達成まで国際社会が制裁を維持できるかが重要になるという認識を示しました。

来週12日に行われる史上初の米朝首脳会談をめぐって、河野外務大臣は、6日開かれた衆議院外務委員会で、
「北朝鮮が、非核化やミサイルの放棄に向けてコミットすることができるかどうか、
そして非核化が達成されるまで国連安保理決議の下、
国際社会が経済制裁を維持することができるかどうかが鍵を握る」と述べました。

また日米両国が北朝鮮に対し繰り返し使ってきた「最大限の圧力」という言葉を、
トランプ大統領が使いたくないと発言したことについて、河野大臣は「トランプ大統領は、
制裁を緩めることはないと明確にしており、
今の制裁を維持しつつこれ以上加えることはしたくないという意味だ」と述べました。

さらに河野大臣は、北朝鮮の核問題などを解決し、
東アジアの平和と安定を構築するうえで6か国協議の再開が1つの有効な手段になり得るという認識を示しました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180606/K10011466531_1806061320_1806061324_01_02.jpg

NHKニュース
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