>>93
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死傷者44人の内訳を、死者8人と負傷者36人としているのは、被害者数を過小にした嘘。

死者数8人説は、外務省情報文化局報道課が出した「韓国による日本漁船だ捕状況」
『北鮮自由帰還問題について 世界の動き 特集号10』1959年3 月
という史料がソースなんだけど、この人数には、明らかに拿捕されようとした時に亡くなった
被害者をカウントしていない例が多すぎるんだ。
別史料の、吉澤清次郎監修『日本外交史 第28巻 講和後の外交T 対列国関係(上)』
鹿島研究所出版会、1973年では、死者数14人となっている。

ただし、このどちらにも、昭和30年(1955年)2月14日 に、韓国艦艇に追突されて沈没した
『第6あけぼの丸』乗組員25人の内の死者21人が洩れている。
また同年に別の船で、拿捕されたときの混乱で海に落ちて行方不明になった死者1名がいる。

これらの被害者をカウントしないのは不自然だから、正しくは、14人+22人で
合計36人の無辜の日本人漁師が殺されていることになる。
つまり、36人の死者と36人の負傷者で、死傷者数は72人となる。