>>908
皮肉な時代の大きな皮肉は、1946-47年のインドネシア問題で中国が演じた役割である。
中国は安全保障理事会のメンバー(第一次世界大戦後の日本と同じように、大国の重要な一員)
として、オランダとインドネシアの間の紛争は単なる「地域」問題にすぎないという立場をとった。
したがって、国際連合は査察する必要はなく、安保理は行動を起こす必要はない、というのだ。
この立場を選んだことで、現在の中国政府(不思議なことに、満洲事変の時と同じ政府)は
日本の満洲政策に対する「法的」優位性を失った。
(GHQ労働諮問委員会委員H・ミアーズ)