【ソウル聯合ニュース】日本語を学ぶ高校生による「全国高校生日本語スピーチ大会」が23日、ソウルの日本大使館公報文化院で開かれた。

 7回目を迎える今回の大会には韓国各地から予選を勝ち抜いた25人が参加。日本の他人に配慮する文化や「人生の道しるべ」になったという夏目漱石の小説、日本人友達との友情などをテーマに「日本に伝えたい思い」を流ちょうな日本語で語った。

 審査講評では「テーマが幅広く、参加者の表現力が上がっている」と評価された。

 大賞は「日本一の男、坂本龍馬」を発表した南大田高校3年の梁今模(ヤン・グンモ)さんが受賞した。梁さんは日本の時代劇やアニメに興味を持ち、中学生ごろから独学で日本語の勉強を始めたという。高校生になってから本格的に日本語の勉強を続け、高校卒業後は日本の大学に留学したいと抱負を語った。「日本の文化を一つ一つ理解していくことが楽しい」という。

 大賞受賞者は7月末、愛媛県八幡浜市で行われる世界の高校生によるスピーチ大会に進む。

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