http://www.sanspo.com/soccer/news/20180627/wor18062700150006-n1.html

 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で、1次リーグF組の韓国は27日の最終戦でドイツと戦う。申台竜監督は26日、カザンの試合会場で記者会見し「前回大会王者が相手。1%のチャンス、小さな希望かもしれないが、好機を見いだしたい」と悲壮な決意を語った。

 2敗で勝ち点なしの韓国は、ドイツに勝てなければ1次リーグ突破の可能性がなくなる。主将の奇誠庸が負傷するなど状況は厳しいが、ユース年代をドイツで過ごし、同国リーグでのプレー経験もあるエースの孫興民は「諦めない。結果を得るために最善を尽くす」と話した。

 ドイツのレーウ監督は「(逆転勝ちした)スウェーデン戦後、チームのムードはよくなった。試合に集中して入りたい」と話した。(共同)