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▲仁川(インチョン)で発見されたヒアリ
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▲ヒアリ合同調査

(仁川・ソウル=聯合ニュース) 6日、仁川(インチョン)港コンテナ野積場でヒアリ働きアリ数十匹が見つかったのに続き、7日、女王アリまで国内で初めて発見され、ヒアリの国内繁殖に対する憂慮が大きくなっている。

7日、農林畜産食品部によれば仁川港コンテナ野積場の最初の発見地で女王アリ1匹、幼虫16匹、働きアリ560余匹が追加で発見された。女王アリと幼虫が同時に発見された事はこのヒアリが国内で卵を産んだという意味で、我が国も単純流入を越えて繁殖しているのではないか、という憂慮が出ている。

農食品部は「群体が小さくて繁殖可能な雄アリと王女アリが発見されておらず、まだ初期段階の群体と判断される」として「拡散の可能性はひとまず大きくないと見られる」と言う。農食品部によればヒアリの繁殖のためには王女アリ(女王アリになる前の未受精アリ)と雄アリが空に飛び立って組み合わせ作り飛行をする過程が必要だ。その後、地上に落ちてアリの巣を形成し群集を作り出す。

ある検疫当局関係者は「女王アリが出てきたが、外国で「結婚飛行」をした後、国内で卵を産んだと専門家たちは推定している」として「国内で二次繁殖したのかが重要だが、王女アリや雄アリなど生殖のための個体は発見されなかった」と強調した。

女王アリは一度、結婚飛行すれば翼が落ちてこれを繰り返すことはできない。従って国内で雄アリと王女アリが出てこない以上、国内二次大量繁殖までは起きていないだろうという推定だ。

しかし、天気が暖かくなり相次いでヒアリが国内で発見されることによって政府のコンテナ検疫システムに問題があるのではないか、という指摘も提起されている。政府は先月、ココナッツの皮やラワン角材など32品目についてはコンテナ全体を開けるなど、あたふたと検疫強化措置を発表した。

しかし、検疫当局が手を付けることができる貨物は植物関連貨物で全体の5%に過ぎず、残りの95%の貨物には手が出せない点が問題だ。検疫当局関係者は「1年に国内に輸入される1千300万個に達するコンテナをいちいち開場検査すれば途方もない時間がかかる」として「そのため、荷主がヒアリを発見したら申告するようにすることだ。日本もこのようなシステムを使っている」と話した。

しかしヒアリが植物貨物の他に一般工産品貨物に潜む可能性が全くなくはない以上、荷主の自主申告だけに依存するのは過度に消極的な措置ではないかという指摘が提起される。

ソース:聯合ニュース(韓国語) 仁川(インチョン)港で初めての女王アリ発見にヒアリ国内繁殖憂慮
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2018/07/07/0200000000AKR20180707041300030.HTML

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