カントは経験の前提となる認識について
人間がそれをよく理解しないまま理性を使用している場合があると考えている

「ある認識のうち、全ての可能な経験の場を離れようとする認識があり、経験の全ての限界を超えるまで私たちの判断範囲を拡張しようとしているように見える
この種の認識は経験を超えたものであり経験は役に立たない
理性はそのような認識を探求しようとする
純粋理性にとって神、自由、霊魂の不死はさけられない課題である」

人間はこうしてどのように獲得したのかよくわからない認識、何を起源にしているのかよくわからない原則を信用して、物を理解した気になっている