2018年7月24日、韓国・東亜日報は、日本でオウム真理教の教祖・麻原彰晃(本名:松本智津夫)を含む教団幹部7人の死刑が6日に執行された後、一部の幹部が残した反省文が話題になっていることを伝えた。

日本メディアによると、早川紀代秀と新実智光の2人は、死刑執行の1〜2カ月前に反省文として手記を書き、「死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90」に送っていた。

早川は「申し訳ない思いは、事件発生から23年が過ぎた今も消えていない」とし、「(宗教の)信仰のために救済を受けると考えテロを実行したが、得られたのは苦痛と悲しみだけだった」とつづった。

新実も「私たちには徳がなく、精神性と知性が不足している。深く反省している」と述べているが、「どのような悪人でも、生きて償うことの方が慈しみ深い」と死刑執行に反対する趣旨の文も残した。

早川も「(死刑が執行されると)国民が『殺生』というカルマを負うことになるので(死刑は)いけないと思う」と述べている。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは

「多くの人の人生を奪ったのだから、当然自分の人生も失うべき」
「愚かな誤った判断をしたならば、誰しも厳しい行動で、その罪を償わなければならない」
「他人の命は平気で奪っておいて、最後に命乞いをするのか」

など、2人への非難の声が寄せられた。 また

「これこそが国のあるべき姿だ。韓国は被害者より加害者の人権を大切にしている」
「やっぱり日本は先進国だ。これこそが正義」

など、死刑制度について自国の状況と比較する意見も見られた。 その他

「何の罪もない人々を死に追いやることが宗教なんて、完全に誤っている」

と主張するコメントもあった。


2018年7月26日(木) 9時20分
https://www.recordchina.co.jp/b628190-s0-c30-d0124.html