東野圭吾の小説「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の韓国語版の累計発行部数が100万部を突破し、電子書籍を含めると120万部を超えた。韓国語版を発行した出版社が25日伝えた。
 同作は韓国で2012年12月に出版され、当初は注目されなかったが、読者の口コミが広がり、5年以上たった現在もベストセラーランキングの上位に入っている。作品の内容をモチーフとしたアプリが作られるなど、異例の人気となっている。
 性別を問わず、幅広い世代から支持されているのも特徴で、国立中央図書館によると昨年の全国図書館の貸出回数ランキングで同作は10代では4位、20代では1位、30代では3位、40代で2位となっている。
 出版社側によると、韓国で100万部を突破したことについて作者が、韓国の読者に感謝するとコメントしたという。
聯合ニュース
2018/07/25 21:13
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