【バンコク時事】

ラオス南東部アッタプー県で起きた建設中の水力発電用ダムの決壊で、国営通信は26日、死者が27人に達したと報じた。
 
トンルン首相は25日、131人が行方不明になっていると発表している。国営通信によると、木や屋根の上に取り残されていた住民は全員救助されたが、3060人が家を失った。
 
ダムから流出した水は下流域のカンボジアにも影響を及ぼしている。プノンペン・ポスト紙によると、ラオスと接する北部ストゥントレン州では17村が洪水などの被害を受け、25日夜までに1200世帯以上の住民が高台に避難した。


(2018/07/26-18:55)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018072601157&;g=int