(写真)
https://imgnews.pstatic.net/image/003/2018/08/01/NISI20180801_0000181990_web_20180801095709_20180801100603344.jpg
▲ 警察が押収した密搬入の鯨肉。
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _

日本で購入した鯨肉2t相当を国内に密搬入して、釜山(プサン)や蔚山(ウルサン)地域に流通したグループが警察に捕まった。

釜山 影島(ヨンド)警察署は1日、密搬入総責任者のA容疑者(53歳)など4人に対し、関税法違反などの容疑で書類送検したと明らかにした。

警察はまた、A容疑者らから鯨肉を購入して調理・販売した14か所の食堂の事業主も立件した。

警察によれば、A容疑者らは昨年4月から来る5月まで、日本で合計216回にわたり鯨肉2015kg(時価=3億ウォン相当)を国内に密搬入して、釜山や蔚山地域の鯨肉専門店14ヶ所に流通した疑いを受けている。

A容疑者らは鯨肉を密搬入して釜山 中区(チュング)の某冷凍倉庫に保管し、鯨肉専門店などに販売した。鯨肉専門店の事業主は密輸品と知りながらも、A容疑者らから鯨肉を購入して料理・販売していたと警察は伝えた。

国内では鯨が網にかかって死ぬなど、自然死した場合のみ海洋警察への申告を経て市場に流通する一方、日本は科学的研究目的の捕鯨が許されていて、このような研究用鯨肉が市場に商業用として流通したり、ノルウェー等から輸入した鯨肉が流通している。

このために日本で流通している鯨肉はkgあたり4万〜7万ウォンである一方、国内では18万〜30万ウォンに達し、A容疑者らは相場差益を狙ってこのような犯行を起こしたと警察は伝えた。

(写真)
https://imgnews.pstatic.net/image/003/2018/08/01/NISI20180801_0000181992_web_20180801095708_20180801100603504.jpg
▲ 警察が押収した密搬入の鯨肉。


警察は釜山税関など関連機関と合同で取り締まりを行った中、密輸と疑われる鯨肉サンプルを確保、国立水産科学院・鯨研究センターにDNA分析を依頼して、国内で正規流通する鯨肉ではない事を確認した。

国内で正規流通する鯨肉は海警を通じて鯨研究所にサンプルが送られ、DNA情報を持っていると警察は説明した。

これらが密搬入した鯨肉のDNA情報は鯨研究所に存在しなかっただけでなく、南極でのみ棲息するミンククジラなどと判別されたと警察は伝えた。

警察は押収した鯨肉500kg(時価=7500万ウォン相当)を廃棄して、これらの余罪を捜査している。

ソース:NAVER/釜山=NEWSIS(韓国語)
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&;mid=sec&sid1=102&oid=003&aid=0008735568