2018年8月9日、韓国・SBSは、韓国でエレベーターの事故が相次ぐ理由について報じた。

韓国では1日平均65件以上のエレベーター事故が発生しており、原因は主に「部品の異常」だという。これについて、記事は「取材の結果、点検業者らが中古の部品を新しい部品と偽って使用するケースが少なくないことが分かった」と伝えている。

行政安全部がマンション94棟・エレベーター294台を無作為で選んで電力供給部品を調べたところ、全体の15%に当たる44台で、新品と偽って中古部品が使われていたことが判明した。業者らは、中古部品を新製品の箱に入れて使用しているという。

韓国でエレベーター事故は毎年増加しており、救助隊が出動した件数は昨年だけでも2万4000件に達するという。

これを受け、韓国のネット上では「知らなかった!」「中古を新品のように売るなんて、人間のクズ」「エレベーターの安全管理協会を調べたら、他にもいろいろ出てきそう…」「こんな暮らしはやめよう。お金が大切なのは分かるけど、人の命より大切なものはない」「特に安全に関しては、安くていいものなどない」

「マンションの管理側にも問題がある。エレベーターは製造会社に点検してもらうのが一番。節約しようとするからこんなことになる」「資本主義の価格競争は当然だけど、安全管理の部分は強力に規制すべき。それと費用の規制もね」など、さまざまなコメントが寄せられた。(翻訳・編集/松村)

ソース:レコードチャイナ<韓国でエレベーター事故が相次ぐ理由=ネットユーザーびっくり>
https://www.recordchina.co.jp/b633285-s0-c30-d0127.html