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▲戦犯企業・森永製菓の「ミルクキャラメル・モナカ」<写真=GS25>
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▲GSリテールは8月の一カ月間、独立運動家を保存するキャンペーンを行い、独立運動家100人の名前をお弁当に付けるイベントを行った。<写真= GS25>

GS25が今年初め販売を中断した戦犯企業・森永製菓の製品を相変らず販売していることが分かって論議になっている。

21日、インサイトの報道によれば、GSリテールは日本の森永製菓「ミルクキャラメル・モナカ」と「抹茶キャラメル・モナカ」を独占輸入して販売中であることが明らかになった。

該当製品を製造した森永製菓は太平洋戦争当時、戦闘食糧を生産して日本軍に支援した前歴があり、2012年に国務総理室所属対日抗争期強制動員被害調査および国外強制動員犠牲者など支援委員会が明らかにした現存する強制動員日本企業299社の名簿にも含まれている。

該当製品が論議に上がったのは今回が初めてではない。GSリテールは森永製菓の「ミルクキャラメル牛乳」を南陽乳業がOEM(発注者ブランドによる生産)方式で生産後、GS25を通じて販売してきたが、消費者の非難が強まるとすぐに今年1月、こっそりと販売を中断したことがある。

しかし、当時問題になった商品だけ販売を中断して同じ戦犯企業の他の商品を継続的に販売してきたことが明らかになり、消費者の非難世論がまた広がると予想される。

特にGSグループオーナー一家は独立活動家の子孫として知られている。創業者ホ・マンジョンは1914年、設立された民族企業白山(ペクサン)商会が1919年3・1運動後、株式会社に改編される過程で株主として参加した。

白山商会は一般的な私企業に偽装しながら中国全域の独立運動組織に資金を支援する役割を果たし1927年、日本警察の弾圧で解体された。

人望ある独立活動家一族の子孫であるホ・ヨンスGSリテール代表としては戦犯企業製品の販売論議がより一層骨身にしみざるをえない。

その上GSリテールは光復節をむかえて8月の一カ月間「独立活動家を記憶するキャンペーン」を行いGS25で販売中の全弁当商品に独立活動家100人の名前と活動内訳が書かれたステッカーを付けた。

GSリテールは売り上げより光復節の意味を再確認することに重点を置いたと明らかにしたが、実際、売り上げは上昇の勢いに乗ったうえYouTubeなどでレビュー映像が良い評価を受け、グループイメージと実績が同時に改善される効果を得た。

しかし「アン・ジュングン弁当」と戦犯企業のアイスクリームが一つの売り場で同時に販売されている姿はキャンペーンの趣旨とはかけ離れているとみられる。
(中略:森永製品を台湾製品に偽装)

独立活動家がたてた企業が光復節キャンペーンを行いながら戦犯企業製品を販売した情況が明らかになるとすぐにネチズンらも非難の声を高めている。あるネチズンは「モリナガが戦犯企業という事実を知らなかった」として「よく買って食べる製品だったけど、これからは買わない」と言った。

他のネチズンも「独立活動家弁当を食べてデザートに戦犯企業アイスクリームを食べろという意味か」として「いっそ独立活動家記憶キャンペーンしなかったら悪口も少なかったろう」と非難した。

イム・ヘウォン記者

ソース:コリアニュースタイムズ(韓国語) GS25、「アン・ジュングン弁当」そば日戦犯企業アイスクリーム販売
http://www.kntimes.co.kr/news/articleView.html?idxno=27144