インドネシアで開催されているアジア大会の男子サッカーは27日、準々決勝が行われ、韓国は「事実上の決勝戦」とされたウズベキスタン戦で延長戦の死闘の末に4−3で逆転勝利を収めた。金メダル獲得への最大のヤマ場を乗り越えたことになる。韓国は29日午後6時から行われる準決勝で、ベトナム−アラブ首長国連邦(UAE)の勝者と対戦する。

 韓国は孫興民(ソン・フンミン)、黄義助(ファン・ウィジョ)、ナ・サンホを3トップに据える4−3−3の布陣で臨んだ。

 韓国は前半5分で先制点を挙げた。孫興民がセンターライン付近からドリブルで20メートル突進し、ペナルティーエリア右の黄義助にパスすると、黄義助が右足でゴール左隅に蹴り込んだ。

 12分後にはウズベキスタンに同点ゴールを許したが、その後再び黄義助がゴールを決めた。黄義助はペナルティーエリア外の中央でファン・インボムからのボールを受けると右足でミドルシュート。ボールは相手DFをかすめてGKを越え、ゴールに飛び込んだ。

 しかし後半8分にウズベキスタンに得点を許すと同11分にはオウンゴールで失点し、ウズベキスタンに2−3と逆転された。

 窮地に陥った韓国を救ったのはまたしても黄義助だった。韓国は後半30分、右サイドの孫興民からボールを受けた黄義助がGKとの1対1から冷静に同点ゴールを決めて3−3とした。黄義助はハットトリックを達成し、今大会8得点となった。

 最後に笑ったのは韓国だった。延長前半11分、ウズベキスタンの選手が警告累積で退場すると、数的優位に立った韓国は後半12分、黄義助が相手DFの反則からPKを獲得。後半から投入されたファン・ヒチャンがPKを成功させて4−3とし、激戦を制した。

キム・ミョンジン記者

ソース: チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版<サッカー:韓国、ウズベクとの延長死闘制し4強=アジア大会>
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/08/27/2018082703611.html

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