日本と中国が31日、中国北京で金融・財政問題について協議する「財務対話」を開催する。

日中間の財務対話は2017年5月以降、1年3カ月ぶりだ。日本側は麻生太郎財務相が、中国側は劉昆財政部長が代表を務める。

特に、今回の財務対話では、通貨スワップについての議論に集中するものとみられる。

2002年3月、日中両国は通貨スワップを結んだが、日中関係が悪化したことを受けて2013年9月に終了した。しかし、今年5月の韓日中首脳会談で、安倍晋三首相と李克強首相が協定再開に合意した。

日中は今年10月に予定されている日中首脳会談で通貨スワップ再開を公式発表することを目指している。規模は3兆円になる見通しだ。

また、最近の米中間で激しさを増している貿易戦争に関する日中の意見交換がある予定だ。特に、米国が検討している自動車追加関税に反対するという両国の立場を確認するものとみられる。

麻生氏は「今回の財務対話で、経済金融および各分野での協力に関連して意見を交換する予定」としながら「安倍首相の今年末の成功的な訪中に役立つことを希望する」と明らかにした。


2018年08月31日06時17分 [中央日報日本語版]
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