■李氏朝鮮のソウルは「盗む側」と「盗まれる側」の身分しかなかった■ 

イザベラバード朝鮮紀行・・・両班は究極に無能であり、その従者たちは

金を払わず住民を脅して鶏や卵を奪っている。両班は公認の吸血鬼であり

ソウルには「盗む側」と「盗まれる側」の、二つの身分しかない。

朝鮮の官僚については、日本の発展に興味を持つ者も少数はいたものの

多くの者は、搾取や不正利得ができなくなるという

その私利私欲のために、改革に反対していた。

堕落しきった朝鮮の官僚制度の浄化に、日本は着手したが

それは、困難きわまりなかった。