「漢方」という言葉も日本独自のもの
「漢方」という呼び名は、江戸時代に入ってきた「オランダ医学=蘭方」に対してつけられた日本独自の呼び方です。
オランダから伝わった西洋医学をオランダ(阿蘭陀)の蘭をとって「蘭方」と呼ぶようになったため、
それまでに日本で定着していた医学を「漢方(漢王朝の”漢”に由来)」と呼んで区別するようになったのです。

日本 【漢方医学】 漢方薬


>私たち韓民族の歴史でも日帝強制占領期間、大韓帝国のハングル、文化などと共に
>「漢方医学」(訳注:ハングルで同音なので漢方か韓方か不明)も民族文化抹殺政策の被害を大きく受けた。

>朝鮮時代までこの土地の主流医学だった中世漢方医学は大韓帝国期の高宗(コジョン)皇帝によって当時、
>新しい文物だった近代西洋医学と結合して統合医療を施行した。近代漢方医学としての発展過程だった。

>ところが去る9月10日、大韓医師協会会長がこのような歴史的事実を歪曲し、
>「漢方医学は恥ずかしい日帝強制支配期の遺産」という全くでたらめな主張の記者会見をした。居直りの典型だ。


名称
李氏朝鮮では医学・医師は東医と呼ばれており、
日本統治時代に漢方医学、東洋医学・西洋医学の用語が定着した。

戦後は、北朝鮮では高麗医学、中国の延辺朝鮮族自治州では朝医学と称された。
韓国では1980年代から漢方医学を韓方医学に、さらに1986年から韓医学と改め、東洋医学という呼び名も使われなくなった。