政府は14日、尖閣諸島(沖縄県)の日本の領有権の正当性を示す新たな資料12点の調査報告書を公表した。尖閣諸島の開拓の様子を伝える写真や、沖縄県への編入以前に日本が尖閣諸島に行政権を行使してきた資料などがある。内閣官房のホームページに掲載した。
 調査事業は韓国が領有権を主張する竹島(島根県)と合わせ、2014年度に始めた。今回公表したのは17年度分で、4回目の調査となる。海洋政策・領土問題担当を兼ねる福井照沖縄・北方相は14日の閣議後の記者会見で「わが国の主張を改めて裏付けるものだ」と述べた。

ソース
日本経済新聞 2018/9/14 12:00
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35360860U8A910C1EAF000/