>>172
無理やりか自ら買ったかは知らんが、米国債は外貨準備として極めて優秀なもの。流動性(換金性)は抜群だし、額面通りかそれ以上で売買できて、必要な時に迅速に米ドルを確保できる。
一方、どこぞの国モドキは「外貨準備が4千億ドルを超えたニダ」とかホルっているが、その8割以上は流動性のないジャンク債で、額面の半分でも売れない。www

さらに、大量の米国債保有は、米国に対するカードになる。もしも日本が「手持ちの米国債、一気に売却する」とやれば、米国経済(のみならず世界経済)が大混乱に陥る。
ある意味、大量の核兵器以上の効果を持つ「武器」になり得る。
日本にそれだけの米国債の保有を許しているのは、米国が「日本は絶対にそんなことはしないし、むしろ世界経済の安定に貢献する国である」と全面的に信用していることの証明になっている。これは、日本にとって大きな国益。
それを、ただ「ATM」としか認識できないようでは、世界経済や国際社会についての勉強が不足している、としか言いようがない。