プラザ合意によって円高に向かったが、今の趨勢は元安だ

中国は生産を止められないから関税を元安で相殺する
アメリカは物価に響かず関税を儲ける
反面、中国の競争力が強まり、第三国の市場や企業を荒らすことになる

対米国においてのみ不利になるが第三国に対して有利になる
それが元高と違う点である

また新興国の通貨危機とは、通貨安によって外貨建債務が膨張する危険性が拡大して起こる
だが中国は、数字があてにならないとしてもそこまで体質の悪い国ではない

貿易戦争の範疇にある限りこの問題は片付かない
金融政策を含めた長期の経済戦争に拡大して行く筈である