2018年9月20日、台湾・自由時報によると、台湾高雄市でこのほど、日本の技術チームによる無償の道路調査が行われた。

この取り組みは東日本大震災で日本を支援してくれた台湾に対する「恩返し」として行われたもので、地下の空洞などを調べる地中レーダーを搭載した探査車が投入された。

高雄市工務局の担当部署は「日本は天災が多く、地震が起きた後は水道管の損壊などで路面の陥没が起こりやすい。地下の空洞をいち早く見つけるために日本側はこうした車載式地中レーダーを開発した」との説明を寄せているという。

調査は高雄の他、台北、花蓮でも実施され、高雄では工務局が選んだ建国三路、河東路など複数の主要道路が対象となった。


2018年9月21日(金) 12時40分
https://www.recordchina.co.jp/b646615-s0-c30-d0063.html