韓国原子力業界が海外企業と協力強化、新規建設など獲得へ/IHIなどと覚書

 韓国の原子力産業界が海外企業と相次いで協力関係を強化している。海外の原子力プラント新設案件や放射性廃棄物処理案件を獲得するのが目的。

 19日には放射性廃棄物をガラス固化体化する研究契約をIHIと締結。
20日にはポーランドのエンジニアリング会社と原子力プラントの建設へ向けた覚書(MOU)を結んでいる。
韓国は原子力依存度の低減政策を進める。原子力産業界は生き残りをかけて、これらの案件を獲得したい考えだ。

 IHIと研究契約を結んだのは韓国水力原子力。
東京電力福島第一原子力発電所事故で発生した放射性廃棄物をガラス固化体にする実証研究受託契約で、覚書も締結した。
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